松江市のタイヤホイール買取専門店

韓国のタイヤメーカーってどうなの?

更新日:2022.06.21

今回は韓国のタイヤメーカーにピックアップします。

韓国製のタイヤってどうなのでしょうか?

 

結論から申し上げますと、

「韓国のタイヤは世界的に高い評価を得ています」

韓国のタイヤは韓国国内だけではなく、世界の自動車メーカーやユーザーから高い評価を得ています。

 

みなさん韓国のタイヤメーカーをご存じでしょうか?

まずは韓国内1~3位のメーカーを紹介します。

1.ハンコック

ハンコックタイヤ

ハンコックタイヤは韓国最大のタイヤメーカーです。アジアでもブリヂストン、住友ゴムと続いて3位です。2017年と2018年のタイヤメーカー売上高ランキングは世界で7位なので日本の横浜ゴム(8位)やトーヨータイヤ(12→11位)と比較しても高い順位です。

2013年にハンコックタイヤがメルセデスベンツの最高峰のセダンであるSクラスに純正採用されたということで話題となりました。それ以前にはBMWやアウディの車にも純正採用されていたのでドイツの3大メーカーは全て純正採用の実績があります。

2017年にもメルセデスベンツGLCにも採用され話題となっていました。

最近ではトヨタのプロボックスにもVantra LTが採用されています。

 

2.クムホタイヤ

KUMHO ECSTA Racing

クムホは韓国で2番目のタイヤメーカーです。2018年のタイヤメーカー売上高ランキングは16位です。

ハンコックタイヤと同じくクムホのタイヤは近年高い評価を得ており、2020年にはaudiQ5にRUGEN Premium KL33が新車純正採用されています。2019年にはメルセデス・ベンツの高級車であるGクラスにSOLUS KL21が新車純正採用されており、メーカーからの高い評価が伺えます。

また、2020年にはMajesty 9とWINTERCRAFT Wi51がドイツでiFデザイン賞を受賞しています。

 

3.ネクセンタイヤ

NEXEN TIRE JAPAN

ネクセンタイヤは韓国で第3位の自動車メーカーです。ヨーロッパやアメリカではROADSTONEのブランドで知られています。近年売り上げを伸ばしてきており、2019年には過去最高の2兆ウォンの売上をあげています。

2020年にはフォルクスワーゲンのパサート(アメリカ向け)にN’FERA AU7に採用されています。2017年には日本向けのポルシェカイエンに新車純正採用されて話題となりました。

それ以外にも世界で17の自動車メーカーからネクセンのタイヤが新車純正採用されています。

 

いかがでしょうか。

韓国のタイヤメーカーは近年品質が向上しており、国内だけではなく世界的に高い評価を得ています。

特にハンコックタイヤはアジアだけではなく、世界でも上位での売り上げを誇っています。

韓国タイヤメーカーはタイヤの世界シェアランキングに食い込んでおり、日本や欧米の自動車メーカーによる純正タイヤとして選択されているのです。

安全性や燃費性能、静粛性や乗り心地の面で一定以上の基準をクリア出来なければ自動車メーカーの純正タイヤとしての採用はありません。

ネットの質問掲示板であれこれ書かれていますが、過去のイメージで色々と語られているだけで、韓国タイヤが安全ではないというのは過去の認識だと思います。

また、何故ここまで後発のメーカーのシェアが上昇しているかというと、コスト面で安いからです。

自動車メーカーがコストと性能のバランスで韓国製のタイヤを選んでいる現状で、ユーザーが高いお金を払って日本メーカーのタイヤに拘る理由は、個々のユーザーの車に対するこだわりという部分に集約されるかと思います。

スポーツ走行でタイムを出すなら国産スポーツタイヤ、極上の乗り心地や静粛性を追求するなら国産のプレミアムコンフォートタイヤ、究極の低燃費を実現するなら国産のエコタイヤが最も適した選択になります。

しかし、日本の交通は車速域が低く、そこまでの高性能を求めていないユーザーが確かにいる事は事実です。

結論は食べず嫌いせずに、韓国の製品というだけで頭ごなしに否定するのは実物に触れてからでも遅くはないという事です。

実は、私も以前は噂や悪い評判を鵜呑みにして長年国産タイヤに拘っていた人間でした。

実際に自分の車に履かせてみて考えが変わるかもしれませんよ?

何事も自分で確かめてみるのが一番ですよね。

 

国産タイヤが信頼度が高く、高い性能を誇っているという事も揺るぎない事実だとも思います。

 

あくまでも個人的な見解に過ぎませんので、否定的な意見もあると思いますが、ご容赦下さい。